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ドラえもん最終話 [読書]

livedoor ニュース - ○「ドラえもん」最終話、勝手に作る=出版の37歳男性が謝罪
藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。


件の最終話の内容は「電池切れで動かなくなったドラえもんを、
35年後にロボット工学の第一人者に成長したのび太が修理し、
よみがえらせるというストーリー」ということで,
ずいぶん前にネットで話題になった話ですね.
私の所にもメールが廻ってきました.
たしか作者のホームページもあって,
「自分が勝手に創作した話であるのに,
それが『ドラえもんの最終回が存在した!』と大騒ぎになっている点にとまどっている」
という趣旨のことが書いてあったように記憶しています.
で,上記の記事を読むと,最終話を作った人物が漫画も販売したように受け取れますが,
話の作者の上記の発言からして,
話の作者と漫画を出版した人は別人ではないかと思うんですがね.
ストーリー自体はかなり広範に流布しているはずなので,
それに合わせて漫画を作ろうと思った人もいたんでしょう.
ストーリーはなかなか感動的で良くできた内容ですから,
絵が合わさった物も結構売れちゃったんでしょう.
それで小学館側も看過できなくなったと.

さて,オフィシャルなドラえもんの最終回は3つあると聞いたことがあります.
ドラえもんのアニメといえばテレビ朝日の看板番組の一つといってもいいと思いますが,
テレビ朝日で放送される以前に日本テレビ系列で放送されていた時期がありました.
私も何となく見た覚えがあるんですが,
視聴率の不振で短期間で放送は終わってしまったようです.
で,そのときの最終回が一つ.
もう一つは,単行本第6巻の最後に掲載されている,
ドラえもんが急遽未来に帰ることになってしまう話.
これはもう言わずもがな,名作の誉れ高いものですね.
後にも先にも漫画で泣いたのはこれだけです.
で,第7巻の最初で帰って来ちゃって,ドラえもんは続いて行くわけですが,
この話は一応最終回のつもりだったようです.
せっかく好評だから続けましょうかという話になったんですかね.
で,あともう一つ最終回があったように聞いたんですが,
どんな話だったかなあ.

ドラえもん (6)

ドラえもん (6)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1975/01
  • メディア: 単行本

ドラえもん (7)

ドラえもん (7)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1975/05
  • メディア: 単行本


タグ:マンガ
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SYNC [読書]

今日も本の話題を.
昨日紹介したものとは打って変わって,
かなり重厚な本ですが↓

SYNC

SYNC

  • 作者: スティーヴン・ストロガッツ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/03/29
  • メディア: 単行本

自然界には『同期現象』という,重要かつ興味深い現象があります.
これは複数の振動子(振り子と考えればよい)が,
それぞれ固有に持っている周波数で振動しているとき,
何らかの相互作用によって各振動子の周波数が全く一致してしまうような現象です.
こういった現象は原子核レベルのミクロな世界から,
我々の実生活上の様々な場面や,
果ては天体の運動に至るまで,
あらゆるところで見られる現象です.
ラジオの選局もしかり,コンサートなどで音楽に合わせて観客みんなが手拍子するのも同期現象です.
この本では,ホタルの集団発光や,体内時計など様々な例を用いて,
同期現象そのものや,どのような研究が行われてきたかを紹介しています.
数式などは一切出てきませんので,純然たる専門書というわけではありませんが,
それなりに物理や数学の知識があった方が読みやすいでしょうね.
雑学を仕入れようという気で読むとするとちょっと難しいかも.
様々な研究者が登場し彼らがどういった経緯で研究を行ったかという点などは,
単純な読み物としても面白いと思いますが.
『ジョセフソン素子』で有名なジョセフソンが,今は超常現象の研究をしてるとかね.
なかなか読み応えあり.


タグ:読書
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか? [読書]

久々の読書ネタ.
読書の秋ということで,最近いろいろ本を読んでまして,
今回のご紹介は,会計学をわかりやすく書いていると話題のこれ↓

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/02/16
  • メディア: 新書

ホリエモンのブログで見て知ったんですが,
数式には強くても,お金の計算は苦手で,
「そもそも会計って何?」てな感じの私でも,
わかりやすく読むことができました.
会計というと企業会計を思い出しますが,
家計を取り仕切るのにも十分役立つような気がします.
さくっと読めちゃいますし,おすすめ.


タグ:読書
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最近読んだ本 [読書]

最近,こんな本を読みました.

言論のテロリズム―「捏造雑誌」週刊新潮を解剖する (2)

言論のテロリズム―「捏造雑誌」週刊新潮を解剖する (2)

  • 作者: 山本 栄一
  • 出版社/メーカー: 鳳書院
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本

報道被害に関して,いろいろ実例を挙げて紹介してあります.
基本的には,某週刊誌を狙い撃ちにしてますが,
こういった問題の根底には同じようなものが流れてるんでしょうね.
松本サリン事件の犯人と疑われた河野氏のインタビューは読み応えあり.

朝日vsNHKとか,カミングダウト問題とか,ニッポン放送の問題とか,
マスコミについての話題が巷をにぎわせてますが,
国民がマスコミをちゃんと監視しとかないとね.


タグ:読書 報道
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