ICチップ付パスポート導入延期

[米国]新型旅券導入を１年間延期　「間に合わない」の声に

アメリカがビザ免除プログラム対象国27カ国に求めていた，
ICチップを内蔵したパスポートの導入が1年延期されることになったようです．
日本も含めほとんどの国で，導入期限となっていた2005年10月26日までに，
新しいパスポートを準備することができない見通しのためと思われます．
最近，アメリカの入国手続きはいろいろ面倒で，
まずパスポートは機械読みとり式のものでないといけない，
さらに，入国審査場では前に書いたように，顔写真と両手人差し指の指紋をとられます．
そして，今回のICチップの導入では所有者の生態情報（顔画像など）を，
パスポート自体に埋め込んじゃうということになります．
そして，今後ICチップ付パスポートをもたない場合は，
ビザの取得が必要となってくるということです．
となると，あと3年期限が残っていてまだ新しいパスポートに切り替えられない場合，
いちいちビザをとらなきゃいけないの？と心配になりますが，
それは大丈夫，現行のパスポートは切り替える必要はないようです．
ただ，これから新たにパスポートを取得するような人は要注意ですね．
その辺詳しいことは，外務省のこちらのページへどうぞ．
Q&A形式でわかりやすく説明してあります．
ただ，今回の延期で，日程的にはいろいろ変わってくるでしょうね．

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