PRIDE GP 開幕戦 結果

PRIDE GP 開幕戦，スカパーにて生観戦．
以下，結果と感想です．

第1試合
中村 和裕 ○（判定 3-0）● ケビン・ランデルマン
1Rはランデルマンが身体能力の高さを見せつけてペースを握るも，
1R終了間際に腕ひしぎを狙ったあたりでペースが変わる．
2R以降は完全に中村ペースで試合が運び，判定勝ち．
極めるチャンスもあっただけに一本とって欲しかったけど．

第2試合
ヒカルド・アローナ ○（判定 3-0）● ディーン・リスター
期待どおりハイレベルな寝技の攻防．
リスターは足関節に活路を見出すも，
アローナの方が一枚上手だった．
アブダビでやったらまた結果は違ってくるかもしれないけど．

第3試合
近藤 有己 ●（判定 0-3）○ イゴール・ボブチャンチン
こりゃあ，ボブチャンチン，つえーな．
近藤がうまさでなんとかしのいだものの，しのぐのが精一杯でした．
ボブさんは立ってよし，寝てよしという感じにホントになってきたな．

第4試合
ビクトー・ベウフォート ●（1R フロントチョーク）○ アリスター・オーフレイム
立ち技でいくかと思われたアリスターですが，セコンドの指示であえてグラウンド勝負に．
そこはベウフォートもさすがに寝業師なわけで，一進一退の攻防．
スタンドに戻ったところで，アリスターの伝家の宝刀，ヒザが入ってベウフォートがぐらつく．
グラウンドでもつれたところに，アリスターのフロントチョークでベウフォートがタップ．
いやいや，意外な試合展開であった．

第5試合
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ ○（1R 腕ひしぎ逆十字固め）● ダン・ヘンダーソン
序盤，ヘンダーソンのいいパンチでノゲイラが出血するも，グラウンドではノゲイラ有利．
グラウンドでノゲイラがオモプラッタに入ろうとしたあたりで，
ヘンダーソンは目に見えて疲れが出てくる．
最後はヘンダーソンの苦し紛れのタックルからグラウンドの攻防で，ノゲイラの十字が極る．
ヘンダーソンにあまりに精彩がなかったような．
ヘンダーソンの旬は2年前だったか．．．

第6試合
桜庭 和志 ○（1R TKO）● ユン・ドンシク
思ったとおり，ユンは打たれ弱かったですね．
最初にユンがパンチを打ってきたときは「おっ」と思いましたが，
やはり，打撃勝負に持っていったのは作戦どおりではないでしょうか．
桜庭の秒殺勝利はメズラシイ．

第7試合
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン ●（1R KO）○ マウリシオ・ショーグン
ショーグンが勢いに乗ってパンチとヒザを中心に攻め立てると，
ジャクソンの表情がおかしくなる．
どうやら，あばらをいっちゃった様子．
ジャクソンはセコンドに盛んに何かいっていたので，
タオルを入れてほしかったんではないかなあ．
でも，タオルは入らずボコスコにやられちゃってレフェリーが止めた．

第8試合
ヴァンダレイ・シウバ ○（判定2-1）● 吉田 秀彦
両者気持ちの入った好試合．
ただ，やはり基本はシウバのペースで進みましたね．
最終ラウンド，シウバのローがかなり効いている様子でしたが，
終了間際の足関節からフロントチョークへの移行のところはおしかったけどねえ．
判定結果は3-0が妥当だと思うが．．．

さて，これで2回戦進出者が決定しましたが，
どうやらこのグランプリのテーマは『世代交代』かと．．．

タグ：格闘技 PRIDE

コメント 1

コメントありがとうございました。

アリスターには驚かされました。
リデルとのときは打たれ弱さがありましたけど。
自分としてはショーグンがMVPかなぁ。
６月、さいたまで盛り上がりましょう。
by kacchi (2005-04-24 00:41)