発明対価 [たわごと]
青色LEDの発明対価に関する訴訟で,
日亜化学側が発明者である元社員中村修二氏に,
8億4000万円支払うことで和解したそうです(記事).
控訴審では,中村氏側から見て,一審よりもかなり後退した内容の判決になることが予想されたんでしょうね.
8億の内2億円余りは延滞金ということで,実質の対価は6億円程度となります.
一審で対価が600億円と認定されたことに比べると,100分の1になっちゃったということで.
あまりにも振れ幅が大きいですね.
この種の裁判ってのはあまり前例が無いのか(それも不思議な話だけど),
どうしたらいいんだか,裁判所も困ってるって感じなんですかね.
研究者としては何らかのインセンティブは欲しいけどね.
企業側としてもこういうのをうまく使っていけばいいんではないのかな.
2005-01-11 12:53
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